女性に人気がある転職先といえば病院やクリニックがあげられるのではないでしょうか。
病院の受付に座っている人たちの中には医療事務の資格を持っている人もたくさんいます。
医療事務の資格から採用後の働き方までお話しします。独身女性だけでなく、子育て中の主婦にも人気の転職先「医療事務」にスポットをあてて解説します。
医療事務に転職するなら「医療事務」の資格取得が近道
病院やクリニックの受付に座り、会計や診療報酬の計算をする仕事が医療事務です。
医療事務は、診療報酬の計算など専門的な知識が必要になるため、医療事務の資格保持者であることが採用の条件になっていることも多いのです。
医療事務に転職を考える人の多くは女性です。
なぜならば、病院やクリニックは一般的に8時半から受付が始まり、夜7時頃まで診療しています。
そのため、シフトの組み方によっては午前中だけ働くことも可能なのです。
つまり、結婚を機にフルタイムからパートタイムに切り替えたい人や子育てと両立させたい人に人気があります。
今は独身でも、将来を考えていまから医療事務を目指すのもよいでしょう。
まず。医療事務の就職・転職を考えたら、医療事務の資格を取得するといいでしょう。
医療事務の資格は看護師のような国家資格ではありませんが、就職・転職に役立つ資格です。
資格取得のための学校もありますが、働きながら取得を目指すならば通信教育が便利です。
大学に通いながら、会社員としては働きながら医療事務の勉強をし、資格取得している人はたくさんいます。
例えば、結婚を機に取得して、出産するまで働き実務経験を積んでおきます。
出産して子どもが小学校に入学したら、再び働き始めることができるところも医療事務の人気の秘密です。
医療事務の通信講座は、大手通信教育会社で約5万円です。勉強期間は4カ月程度です。
勤務地を選ばないことも人気のポイント
女性に医療事務の人気がある理由は、働く場所を選ばないこともあります。
医療事務の仕事内容は、どこの病院やクリニックでも共通しています。そのため、病院がある場所ならばどこでも働くことができるのです。
勤務時間と勤務時間に融通がきく転職先は、人気が集まりやすい傾向があります。
面接では自分の事情を話すことも大切
医療事務の面接は、病院やクリニックの採用担当者が行います。小さなクリニックでは病院長が面接することも。
医療事務に転職する人は、子どもがいたり介護中であったり事情がある人も少なくありません。
面接のときには、勤務可能時間や勤務可能曜日をはっきりと伝えておくほうが印象が良いでしょう。
医療事務の仕事は、病院の顔となります。患者さんが気持ちよく入ってこられるように笑顔の対応は必須です。
面接のときには、志望動機や自己PRの内容と同じくらい「優しく話す」ことに気を使いましょう。
医療事務の仕事内容は、勤務する病院によって異なります。大きな病院は、医療事務の仕事も分担されていて一つの同じ仕事をずっとすることが多いでしょう。
一方、小さなクリニックは受付だけでなく、患者さんと関わったり簡単な片付けもすることがあります。
自分はどのような働き方・仕事内容を希望してるのかも面接で伝え、自分の希望と合っている勤務場所かを確認しておきましょう。
医療事務の求人を探す方法はたくさんある
医療事務の資格を取得したら、勤務する病院を探します。医療事務の求人は比較的多く、常に求人があると思ってもいいでしょう。
求人は、ハローワークや転職サイトでも見つけることができます。
医療事務の資格を取得するために学校に通った人は、学校の就職部で求人を見つけるほうが近道かもしれません。
また、通信講座を実施している大手会社では、人材派遣の会社を持っていることもあります。
資格の勉強を始めるときには、求人を探しやすい通信講座や学校で受講してみるといいでしょう。
まとめ
20代女性の就職・転職先の中でも医療関係は特に人気があります。
医療事務の他にも調剤薬局や登録販売者などの資格も転職に役立つでしょう。