転職活動っていつから始めるべきだと思いますか?
「働きながら?」それとも「会社を辞めてから?」
それぞれメリットとデメリットがあります。今回は初めての転職を考えている20代女性のために転職を始めるタイミングについてお話します。
働きながら転職活動!
まずは在職中に働きながら、転職活動を始める場合を見ていきましょう。
メリット
こちらのメリットは何よりも収入があることです。これはとても大きいですよね。一旦仕事を辞めてしまうと次の仕事が決まるまで収入が入ってきません。
そんな状況で転職活動をするとどうしても焦ってしいまいがちです。焦るがゆえに妥協して本当に就職したい会社ではない会社に入ってしまうことも…。
でも、収入があるなら大丈夫。じっくり冷静に転職先を選べるわけです。
デメリット
もちろん、デメリットもあります。
現在の仕事と並行して転職活動をしていくことになるので、どうしても転職のための時間が確保しづらいです。趣味に使う時間を削る必要もあるかもしれません。
また、会社の人間にバレないように転職活動をしていくことになるので、面接に行く時の休みの取り方に困る人もいるでしょう。
仕事を辞めてから転職活動!
こちらのメリット・デメリットは上記の逆です。
まず、在職中と比べて圧倒的に自由に転職活動ができます。
仕事のために使っていた時間を転職先選びや面接対策などに回せる。時間にも余裕があるので短時間の間に複数の会社の面接を受けることもできるでしょう。
また、転職活動するために資格をとることが必要な場合は、当然こちらのほうが有利ですよね。
そして、何より自分を見つめ直す時間が持てます。
そもそも自分ってどんな会社に向いてるのか分かっていますか?漠然と「あの会社に就職したいな」と考えているかもしれませんが、それって本当にあなたに向いてる会社なんでしょうか。
自分のことってわからないものです。自分の生活、自分の能力、本当にほしいもの、嫌なもの…。
転職先選びをするには、自分のことを理解しておくことが必要不可欠ですが、在職中だとなかなかそのための時間が作れません。
フリーになった期間というのは、自分の知らなかった自分に気づくための期間でもあるのです。
前職の退職理由を面接でどう答える?人間関係で辞めたはマイナス…
働きながら、辞めてから、どっちがいい?
どちらが良いかは人によって違いますので、明確な答えはありません。
しかし、判断のための重要なポイントとなるのはやはり「お金」でしょう。
転職活動というのは、自分の予想を超えて長期のものになる可能性があります。お金に十分な余裕がある人なら問題ないですが、経済的に余裕がない場合は、苦しいことになる可能性があることは覚悟しておかなくてはいけません。
働きながら転職活動の「準備」をしよう
私がおすすめしたいのは、転職を少しでもしたいなと思ったときから転職活動の準備をしていくということです。つまり在職中・働きながらですね。
いきなり具体的な行動をしなくてもいいんですよ。
ただ、自分のことを見つめ直して、新しい会社に行くならどんなところが良いだろう、自分はどんな会社が嫌でどんな仕事がしたいんだろう・・・なんてことを毎日少しずつ考える!
すると、もし転職するなら「こういう資格があったほうがいいな」とか「貯金はこれくらいあったほうがいい、ボーナスもらってから退職しようかな、いや退職金とか失業手当とかはもらえるんだろうか?」なんてことも思ったりするでしょう。
そういう風にして、日頃から少しずつ転職活動の準備をしておきましょう。いざ本番になったとき、余裕を持って臨めます。