「本ページはプロモーションが含まれています。」

転職支援会社 PR

転職サイトのもったいない使い方と上手な使い方

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

転職サイトは、スマートフォンからも閲覧できるため、働きながら転職活動をする人の強い味方です。

採用する企業側からみても、事前に登録者の経験やスキルを知ることができるメリットがあるため、急激に普及しました。

しかし今でも、転職者の中には「転職サイト」のしくみを知らないばかりに、もったいない使い方をしている人がとても多いのです。

今回は、採用担当者だから知っている「転職サイト」の仕組みと、上手な使い方についてお話しします。

転職エージェントを使って得する人と損する人

企業はお金を払って転職サイトに求人情報を出している

転職サイトには、大企業から中小企業まで毎日たくさんの求人情報が掲載されています。

職種や条件を気にしなければ、すべてに目を通せないほどの求人情報があるでしょう。

最近は「人手不足」という言葉もちらほら耳にすることもあり、採用担当者は「いい人」を採用するために必死です。

企業にとって「いい人」を採用することは、至難の業です。

10分程度の面接で「いい人」を見抜くには限界があるため、お金を使ってでも効率的に「いい人」を探し出したいという気持ちが本音かもしれません。

そこで、企業の採用担当者は事前に転職者のスキルや経歴がわかる「転職サイト」を利用するのです。

しかし、転職サイトは転職者からお金を徴収しません。求人情報を掲載する「企業側」から、収入を得ているのです。

企業は、求人情報を掲載するために掲載料を転職サイトの運営会社に支払います。掲載料は、プランごとに細かく決まっているのです。

一番上に出ている求人情報が新着情報ではない!

求人情報の掲載を依頼する企業は、たくさんのプランの中から予算に見合ったプランを選びます。

プランの料金は、求人情報が転職者の目につきやすい欄が一番高く、料金が安くなるにつれて目につきにくい欄に求人情報が掲載されるようになるのです。

転職者が転職サイトをひらいたとき、一番最初に目に飛び込んでくる欄は「最上段」ではないでしょうか。

つまり、転職サイトの求人情報欄で一番上に掲載されている求人情報掲載料が一番高いのです。

転職者の多くは、転職サイトの求人情報は「新着情報が一番上」と思っているようです。

しかし、実際は新着順ではなく「料金順」の可能性が高いでしょう。

大手企業が転職者の募集をするならば、お金はかかってもいいから「いい人」を採用したいと思い、一番料金が高い最上段に掲載を申し込むことが多いかもしれません。

しかし、中小企業は転職者の募集にお金をかけることができないかもしれません。

そのため、新着情報であってもサイトの真ん中あたりに掲載されていることもあるのです。

転職サイトで求人情報を探すときには、一番上の情報だけをチェックするのではなく、すべての情報をこまめにみることがポイントなのです。

転職先企業の情報収集の方法

「スカウトメール」がきたら穴場求人の可能性あり

転職者は、ゆっくりと求人情報をチェックする時間がないものです。つい一番上の目につく求人情報だけをチェックする傾向があります。

そのため、真ん中あたりに掲載された中小企業の求人情報は、なかなか転職者の目に触れる機会がないのです。

掲載されてから何日経っても応募がないこともあります。

そこで、なかなか応募者が集まらない採用担当者は、転職サイトのサービスである「スカウトメール」を利用するのです。

スカウトメールとは、企業の採用担当者が登録されている転職者の中から一定の条件をクリアしている人を抜きだし、「あなたにぜひ応募してもらいたい」という旨のメールを送ることです。

転職者に直接メールをすることで、たくさんの求人情報に埋もれていた求人に気がついてもらうことができます。

中には「私を選んでスカウトメールを送ってきた。応募すれば採用されるかも」と思う人もいますが、スカウトメールの多くは一定の条件をクリアしている「多数の人」に一括で送信されているものです。

スカウトメールが届いたからといって、即採用になるわけではありません。

即採用になるわけではありませんが、スカウトメールは「気がつきにくい求人情報を発掘するチャンス」です。

気がつきにくい求人は、応募者も少ない傾向があるため、穴場求人である可能性があります。

最後に

転職サイトを上手な使い方・コツは、求人情報を掲載する企業側の立場になって考えてみることです。

求人情報に書かれた一言一言を深掘りしてみるだけでも、穴場の求人情報に出会えることもあります。

「みんなが気になる求人は応募倍率も高い」ことを意識して、たくさんの求人情報の中から穴場求人をみつけてみましょう。