一つの職場で落ち着きたい、長く働きたいと思って入社しても、実際に働いてみると思っていたような会社ではなかったということがあります。
心身ともに負担が大きい仕事探しを最後にするためにも、落ち着いて働ける職場であるかを見抜くことは大切です。
今回は「正社員になった長く働きたい!」20代女性のための長く働ける会社をみつけるコツを紹介します。
面接に行ったとき、観葉植物は枯れていないか
面接は、社内の会議室で行われることが多いため、社内に飾ってある観葉植物を目にします。
大手の会社では、観葉植物はレンタルであることもありますが、そうでない会社は、社員が手入れをしています。
観葉植物の状態を見ることで、会社の状態を見抜けることがあります。
例えば、観賞植物が枯れているにもかかわらず、そのまま放置してあるようならば「観賞植物が枯れていても放置しておくようなだらしがない会社」もしくは「観葉植物にかまう余裕がないほど忙しい会社」であると予想することができます。
だらしがない会社も忙しすぎる会社も就職先としては、望ましくありません。
特定の年齢層が集中していないか
面接に行ったとき、20代しかいない職場である場合には要注意です。
若い人しかいない職場は、一見元気で明るい職場に見えます。しかし、言い換えれば「歳を取ったらいられない職場」ともいえるのです。
仕事探しは、歳を取ればとるほど難しくなるものです。歳をとっても安心して働ける職場を求めるならば、幅広い年齢層がいる職場がいいでしょう。
逆に、高齢の社員しかいない場合も要注意です。
なぜならば、定年退職の時期も近いため、一斉にベテラン社員がいなくなることが予想されます。
ベテラン社員がいなくなれば、残された社員で乗り越える必要があり、大きな負担がかかってくるでしょう。
社員の年齢層も考えられている会社は、さまざまな面で将来的なビジョンもしっかりしていると考えられます。
威圧的な雰囲気がないか
面接には複数人の面接担当者が入ります。
そのため、面接担当者の中の肩書はまちまちになるものです。
面接中に、「この人が一番上の人で、一番下の人がこの人」とすぐにわかるようならば注意が必要です。
あまりにも、上層部の圧力が強い会社の場合、部下は常に委縮してしまいます。
面接中であっても、それぞれの人が自由に質問できる雰囲気であるかチェックしてみましょう。
面接担当者からみれば、採用が決定するまでは就職・転職希望者も来客になります。来客に対して、必要以上に気を使っている場合も要注意です。
伝え漏れがないか
面接では、必ず就職・転職者に伝えておく項目があります。
例えば、合否の通知方法や時期などがあげられます。これらの項目は、就職・転職希望者から聞かれる前に面接担当者から言うべきです。
伝えるべき項目は、一般的に面接前に書面で準備しておきます。
しかし、人の出入りが激しい会社で面接慣れしていまっているような会社の場合、面接で伝えるべき項目も「聞かれたら答えればいい」程度の認識になっていることがあるのです。
伝達事項や事務処理に漏れが多い会社は、安心して働ける会社ではないのかもしれません。
最後に
仕事探しを実際にしてみると、想像以上に大変なことがわかります。
何度も職探しをしなくてもいいように、落ち着いて働ける職場をみつけましょう。